退職

退職理由が「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」人の対処法

2021年1月22日

roudoujikann-taishohou

 

「労働時間、休日等の労働条件が悪い」とは、一言でいうと「残業や休日出勤が多すぎる!」ということです。

 

残業が多く、休日出勤が多いことは、まず健康状態に悪影響です。
そして、プライベートの時間が減るので、家族と過ごす時間も少なくなります。

 

そんなに自分の身を削り、時間を割いてまで熱心に働くことが、本当に自分の人生に必要なのだろうか?という疑問を持った方が退職しいきます。

 

【原因】なぜ残業や休日出勤が多いのか?

「当日の自分の仕事がおわっても、上司や他のメンバーより先に帰れない」という人もいます。
そういう心理も残業が増えている原因です。

 

また、他人の目を気にしていると有休もなかなかとることができません。

 

それから、営業職の場合、「事業場外みなし労働時間制」といって、外回りの営業職など会社の外でどのくらいの時間働いたかを使用者(経営者)が把握できないという理由で、実際働いた時間に関係なく事前に〇〇時間働いたことにする(みなす)という制度があり、このため残業しても残業がカウントされないということがあります。

 

2019年4月1日(中小企業の場合は2020年4月1日)から、働き方改革関連法が施行されたことにより、時間外労働に上限が導入され、原則として「月45時間、年360時間」が残業時間の上限となりました。
これによって、以前よりは残業時間が減ってはいますが、そもそも法律をきちんと守らない事業主(会社)もあります。

 

勤怠時間をタイムカードで管理していても、タイムカードを押してから働き続ける場合があったり、勤怠時間を月末にまとめてエクセルなどに適当に一括入力して管理しているようなところもあります。(実体験です)

法律が施行されても、現場でどのレベルまで運用されているのかは疑問です。

 

大企業であれば、ビルの電気を強制的に消すことで残業できないようにするところもあります。
しかし、仕事量が膨大で、仕事が終わっていない人は、電気の消えたビルを出て、近くのカフェや自宅に仕事を持ち帰ってするようなケースもあります。
そういうケースを考えると、そもそも仕事量が多すぎるのでは?という疑問もあります。

 

実際、日本の労働生産性は、先進国の中でも最下位という低さです。
2019年の時点でお隣の韓国よりも低い世界34位という結果が出ていて、年々低下しています。

 

生産性の低さは、経営者の責任です。
従業員がどんなに素早く効率的に仕事をこなしても、そもそも業務の遂行の仕方が非効率的であれば、結果として生産性が低くなります。
問題は業務内容だけではありません。
たとえば、スペックの悪いパソコンで業務をするのと、スペックの高いパソコンで業務するのでは、作業をすればするほど時間に差がうまれます。

 

そういった業務内容の効率化や作業環境の最適化をするのは経営者の仕事です。

 

対処法

上記であげた原因別に対処法をみていきましょう。

 

原因をまとめるとこうです。

 

労働時間に不満がでる原因

①仕事が終わっても他人の目を気にして変えれないメンタルの弱さ

②営業職のみなし労働の件

③仕事量が多すぎる

④会社の環境が悪い

 

①仕事が終わっても他人の目を気にして変えれないメンタルの弱さ:への対処法

仕事が終わったら他人を気にせず帰る。

 

有休が必要なときは遠慮なく取得する。

 

そういう自己犠牲的な行動をしてしまう人は、極度に他人の評価を恐れているので、自分の評価は自分でするというメンタルをもつことが大事です。

 

②営業職のみなし労働の件:への対処法

これは法律によって、みなし労働が認められているので、事業主に相談しても法律を盾に聞き入れない可能性が高いです。

 

もし、不当な残業を強いられているようでしたら、近くの労働基準監督署に相談するか、そこまでして問題を大きくしたくないのであれば、退職することをオススメします。

 

③仕事量が多すぎる:への対処法

上司に言って仕事を減らすことができるか相談しましょう。

 

仕事の量は、仕事ができる人に集まります。

 

それは言えば、仕事ができると認められているという光栄な面もありますが、仕事量が多すぎて自身の健康や家族との時間などを犠牲にしていると後で後悔します。

 

人生で何が大切かを考え、無理しすぎないよう他の人に仕事をふりましょう。

 

もし、仕事をふる人がいないのであれば、人を育てるというのも選択肢の1つです。
その人にとっても成長できる機会になり、自分の負担も減る一石二鳥の方法です。

 

④会社の環境が悪い:への対処法

ベンチャー企業や中小企業の場合、満足のいく仕事環境がない場合がほとんどです。
だから、生産性が低く、その結果売上もあがらず、スペックの高い環境にするお金もない、という悪循環になっています。

 

それから、不必要なほど稟議の流れが多く作業が滞ってしまうことなど業務の非効率な点も含め、作業環境の悪さは経営者の責任です。
経営者が自覚して改善する考えがないのであれば、退職するのをオススメします。

 

最後に

労働時間が長く、休日出勤も多いのが不満で退職を考えている人へ向けて、パターン別に対処法をご紹介しました。

 

「会社を辞めたい」と考えても、まずは現状の中でできることを試してみて、それでもだめなら退職するという決断をしても遅くはありません。
ぜひ、紹介した対処法を試してみてください。

 

余談ですが、筆者もSEをしているとき、出向先の顧客のプロジェクト現場に朝8時に出社しは深夜12時に帰宅するという生活を送っていたことがあります。職業がらずっと椅子に座りパソコンに向かってプログラムを組むなど作業をし、タバコを吸わないので唯一の休憩は自販機に飲み物を買いにいったり、トイレに行くぐらいでした。まだ若かったのでなんとか耐えることができましたが、40歳を超えるような他のメンバーがぽつぽつと離脱してくというような姿をみて、この仕事は続けられないなと感じました。

 

まず、何より大事なのは自分の健康です。
健康を害しては働くことができなくなりますので。

 

もし、いま労働時間が長く、休日出勤も多く、疲れているのであれば、勇気をもって有給申請するなど自分の健康を守る行動をとってください。

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