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ブログ

ブログで稼ぐ仕組みを徹底解説

2020年9月17日

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困ってる人

ブログをやろうと思うけど、本当に稼げるの?

 

こういった疑問にお答えします。

 

本記事の内容

・ブログで誰がどのくらい稼いでるか
・ブログの収益は「広告収入」と「コンテンツ販売収入」の2つ

 

Writer

この記事を書いている僕は、ブログ歴2年6ヶ月ほど。知識0から独学で始めたブログ運営で累計400万PVを達成。合計3サイトを運営しています。

 

ブログで誰がどのくらい稼いでるか

 

仕組みを説明する前に、そもそも「ブログで誰がどのくらい稼いでいるか?」という疑問にお答えします。

 

まずは次の表をご覧ください。

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出典:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2020年

これは、2020年7月3日に発行されたNPO法人のアフィリエイトマーケティング協会が調査したアフィリエイトでの1か月間の収入の統計をとったものです。

補足:アフィリエイトとは、自身のサイトで企業の商品やサービスを紹介し、報酬として紹介料をもらう仕組みです。のちほど詳しく説明します。

 

これによると、
1万円以上稼いでいるアフィリエイターは33.8%(3人に1人)、
10万円以上稼いでいるのは18.5%(5人に1人)、
そして100万円以上は6.5%(15人に1人)です。
また一方で、31.6%(3人に1人)もの人が収入が発生していない。

 

これを見てどう感じたでしょうか?

「3人に1人は無収入は厳しいな・・」と感じた人もいれば

「100万以上稼げるんだ!」と興奮した人もいるかと思います。

 

次の表をご覧ください。

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出典:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2020年

これは、先ほどの表と同じくNPO法人のアフィリエイトマーケティング協会が2020年7月3日に発行した調査したアフィリエイトの経過年数の結果です。

 

これによると1年未満が全体の38.2%で大きくしめています。
「これは初めて間もない人が多い」とも見えますが、「1年以上続けている人が減っているから1年未満の人の割合が高い」とも見えます。

 

2つの表からわかることは、ブログ、アフィリエイトに興味はあって、初めてみたものの成果がでなくてすぐにあきらめた人が多く占めていることです。

 

しかし、一方で成果を出している人もいます。
成果を出すためには、読者にどれだけ売れるかが大事で、マーケティングや営業の知識も必要になってきます。
商品やサービスの価値を見出し、読者にいかに必要かを説明して、購入させる高度なテクニックです。
営業経験者やマーケティング経験者ならコツをつかむのが早いかもしれまんせん。
そのため、初心者がすぐに成果を出すことは稀です。

 

けど、大丈夫です。

ここでは、パソコンが苦手で右も左もわからない方が知識0から月10万円まで獲得するノウハウを余すところなく解説していきますので、お付き合いいただければ幸いです。

 

ブログの収益は「広告収入」と「コンテンツ販売収入」の2つ

 

ブログの収益は「広告収入」と「コンテンツ販売収入」の2つになります。

 

それぞれわけて説明していきます。

 

広告収入について

広告収入は、作ったブログ内に広告を張り、読者がそれを閲覧したり、クリックしてその商品やサービスを購入、登録することで発生します。

 

広告には大きく2つの種類があります。

  • アフィリエイト広告収入
    → サイトで企業の商品やサービスの紹介をして、読者が購入や登録したときに、その見返りとして紹介料がもらえる仕組み
  • Googleの広告収入
    → サイトに表示された広告をクリックした時点で報酬が発生

 

それぞれの仕組みと収入について解説します。

 

アフィリエイトの仕組み

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アフィリエイトとは、ブロガーが自身のサイトに広告を掲載し、読者がその広告を経由して商品やサービスの購入や登録など成約した場合に紹介料を成果報酬としてブロガーがもらう仕組みのことです。

 

例えば、英語学習スクールを運営している企業が生徒募集の広告を出しているとします。
その広告をブロガーが自身のサイトに掲載し、その掲載した広告経由で読者がスクールに申し込む。
すると、その見返りに紹介料がサイト運営者のブロガーに払われます。

 

通常、広告主(上でいう広告を出している英語学習スクール)と広告を掲載するサイト運営者との間にASPという企業が間に入ります。
ASPとは、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(Affiliate Service Provider)の略した言葉です。

 

ブロガーは、ASPの会社と契約を結び、紹介できる商品やサービスの案件をもらいます。
契約といってもアフィリエイトのサービスにネットで申請して登録するだけです。
自身のサイトに担当者が付くとメールでやりとりすることもありますが、規模の小さい初めのうちは自動返信メールがきて、そこにある説明の通りに進めていくような流れになります。

 

読者からすると、ただサイトを見て商品を買っただけでも、裏ではこのようなやりとりが行われているわけです。

 

なぜASPという企業が間に入るのか?と疑問をお持ちの方もいると思うので、ASPが間に入る理由についてメリットとデメリットにわけて説明します。

 

ASPが間に入るメリット

これには、広告主、サイト運営者の両方にメリットがあります。

広告主側のメリット

・素性がわからないブロガーと直接取引でないから安心

・契約はASPとの間に決めるだけでよく、ブロガー全員、1人1人と契約を決める手間が省ける

・ASPの方でブロガーを審査してくれるので、規約を守り、ある程度成約してくれるブロガーだけ自社商品やサービスを紹介してれる

 

サイト運営者のメリット

・素性がわからない企業と直接取引でないから安心

・ASPはアフィリエイトの仕組みを知るプロなので、ASPが作った規約に従えばトラブルはほとんど起きないので安心、手続きもスムーズ

・ASPはいろいろな企業の商品やサービスを扱っていて、そこから自身のサイトに合うものを選ぶことができる。

 

ASPが間に入るデメリット

反対にデメリットは次の通り。

広告主側のデメリット

・ブロガーと直接取引じゃないため、自社商品やサービスの熱量が伝わらない

サイト運営者のデメリット

・広告主と直接取引に比べ間にASPが入る分、報酬は下がる

 

以上のことから、ASPがあることによるメリットが多く、アフィリエイトにはなくてはならない存在となっています。

では、ASPにはどんな企業があるのでしょうか?

 

ASPの種類

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出典:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2020年

これは、NPO法人のアフィリエイトマーケティング協会が2020年7月3日に発行した満足度の高いASPの調査結果です。

1番満足度の高いのは株式会社フォーイットが運営している「afb」、続いて株式会社ロンバートの「Felmat」、そして株式会社ファンコミュニケーションズの「エーハチネット(A8)」・・・とあります。

これらは有名なところですが、実際にはここに記載されている企業はごく一部で、数十社のASPがあります。

それぞれの企業で扱っている広告主の案件の数や種類が違うので、自身のサイトで紹介できそうなものを扱っているASPを探す必要があります。

とはいえ、ASPと契約しないとどんな案件を扱っているのかわからない場合がほとんどです。

なので、初めはとりあえず有名どころ10社くらいに契約を申し込むくらいで大丈夫です。

ただ、ASPによってはサイトの審査の厳しさがまちまちなので、ある程度サイトを整えて(記事数の確保、デザインを整えたり)する必要があります。

この辺りはまた後程説明していきます。

現時点ではASPを通して広告主の商品サービスを契約するので、自分はASPと契約するんだなくらいの認識で大丈夫です。

 

アフィリエイトの報酬について

報酬について理解する前に、ブログ運営で超重要な用語を解説しておきます。

用語解説

【PV】
ページへのアクセス数のこと。Page Viewの略。サイトのページ表示回数のこと。
(例)サイトへ訪問した人10人いて、それぞれ2ページずつ表示すれば、PVは20です。(10×2=20)

【CTR】
広告のクリック率。Click Through Rateの略。表示されたページ回数から広告がクリックされた割合。
(例)100PVのうち1回だけ広告がクリックされれば、CTRは1%となります。(1÷100×100=1)大体の平均は、CTR1~10%。

【CVR】
広告成約率。Conversion Rateの略。コンバージョンレートともいいます。広告がクリックされてうち、商品・サービスの購入や登録など成約に至った割合。
(例)クリックから広告が10回表示されて、そのうち1回だけ成約にいたった場合、CVR10%になります。(1÷10×100=10)大体の平均はCVR1~2%。

【報酬単価】
1回の成約でサイト運営者が得られる金額。商品やサービスによって幅がある。
(例)報酬単価:アフィリエイトの報酬単価は紹介する商品やサービスによってバラバラ。1回の成約で数百円のものから、数万円のものがあります。

 

報酬金額の公式

報酬金額 = PV × CTR × CVR × 報酬単価

 

この公式は超大事です!

 

ちょっと具体例で説明します。

例えば、テレビCMでもよくみる動画配信サービス、VOD(ビデオ・オン・デマンド)のamazonプライムビデオ。
初回無料登録をすると500円の紹介料が報酬になります。

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この紹介料は、ASPによっても設定金額が違うし、期間によっても金額が違ったりします。
広告主が力を入れているときは報酬単価が高くなる傾向にあります。
また、クレジットカード、FXなど金融関係のサービス登録をすると1成約で1万円なんてのもあったりします。

 

例として、amazonプライムの500円の報酬獲得するまでを計算してみます。
PVが10,000
CTRが2%
CVRが2%
この場合、報酬はいくらになるでしょうか?

 

答えは、10,000×2%×2%×500 = 2,000

2,000円の報酬になります。

 

10,000回ページが表示され
そのうちの2%、つまり200回広告がクリックされ
200回広告が表示されたうちの2%、つまり4回が成約した。
1成約で500円なので、4回成約は2,000円という計算です。

 

あくまでも理論の話ですが、大体こんな流れになります。

 

この例を続けて、amazonプライムビデオで月20万円稼ぐにはどれくらいのアクセス数(PV)が必要になるでしょうか?

CTRが2%、CVRが2%とします。

 

正解は、100万アクセスです。

1ページで100万PVを稼ぐページはなかなかないと思いますが、理論上はこうなります。

 

こう考えるとamazonプライムビデオだけでは厳しそうです。

世の中にはアフィリエイトで何百万の大金を稼ぐ人もいますが、その人たちはどのようにしてるのでしょうか?

 

それは、PV、CTRが高まるサイトを作り、報酬単価の高いもの、もしくは高くあげる交渉をASPと行ったりしているから可能なのです。

報酬単価が5,000円でCTRが2%、CVRが2%なら、10万PVで20万円達成します。

 

ちなみに、CVRが高めるのは広告主側のサイトの力次第になるので、ブロガーとしてはコントロールできません。

 

特に、PV、CTRを高めるのは、ブロガーがいかに人気のある記事を書き、記事を見た読書の心をつかむかにかかっています。

ブログとは、アクセス数とクリック数をあげるために作るものともいえます。

たくさんクリックされることは、広告主やASPのためにもなります。

ブログを書くことは社会貢献そのものなのですね。

 

Google広告の仕組み

次はGoogle広告について解説します。

 

なにかブログやサイトを見ていると次のような広告が表示されることがありますよね?

広告の右上のビックリマークにカーソルを当てると「Ads by Google」と書かかれています。

これがGoogleの広告です。

 

Googleの広告はクリックした時点で報酬が発生します。

 

これはアフィリエイトと大きく違う点です。
簡単に報酬が発生しやすいのが特徴です。

 

しかし、簡単なだけに報酬は安いです。

広告が1回クリックされるときの単価は、大体20円~100円です。

この金額はGoogleが決定しています。
クリックしたのがいたずらの場合であれば除外するし、クリックしたことで表示された広告に読者が購入、申し込み、登録などの行動まで起こせば単価は高くなります。
また広告といっても、1登録500円程度のサービスもあれば、数万円の商品やサービスもあるので、サイト管理者はその値段に応じた割合で紹介料を頂くという仕組みです。

 

では、どのくらいサイトに訪問する人がくればどのくらいの収益になるのでしょうか?

 

Google広告のCTRはおよそ1%といわれています。

 

Google広告がどのくらい稼げるか?について、具体的な数字で説明します。

1クリックが20円の場合でみてみます。

PVが10、000でCTRが1%なら、2,000円。
PVが100、000でCTRが1%なら、20,000円。
PVが1、000、000でCTRが1%なら、200,000円。

月に100万ページ表示されて、ようやく20万円です。

 

アフィリエイトでは報酬単価などによって、10万PVで20万円行く場合もあると例を出しましたが、稼ぐ人はアフィリエイトを重視しています。

 

だいたい、ブログで稼ぐイメージはもてましたでしょうか?

 

コンテンツ販売収入の仕組み

コンテンツ販売とは、自分で商品やサービスを販売することです。

ブログを集客方法の1つととらえて、読者に自社の商品やサービスを販売することができます。

 

例えば次のようなものがあります。

  • 有料note
  • 本の出版
  • 情報商材
  • 自社商品
  • 自社サービス

など。

 

この中でブロガーと親和性の高いのは、有料noteの販売、本の出版です。

ブログが自分のサイトで文章を書くのに対して、これらは自分のブログ以外で文章を書くことで、「書く」ということに関しては共通しています。

 

ただどれも、文章がそのままお金で評価されるものなので、当然ですがクオリティーが求められます。

一番ハードルが高いのが本の出版ですが、最近では電子書籍などは比較的出版しやすくなってきています。

ただ、いくら出版すること自体のハードルが下がったとは言え、有益な情報で、情報の量も必要になり、体系的にまとめることが必要になりますので、製作に関しては初心者にとってはハードルが高いものになります。

 

それに比べ有料noteは、文字数から値段まで自由に決めることができ、ブログ感覚で作ることができるので初心者でも取り組みやすいです。

ただ、もちろんですが、価値を感じるものでないと購入されません。

 

最後に

広告収入、コンテンツ販売収入のどちらにしても、ブログがないと始まりません。

そして、ブログを作ることで、不労所得が獲得できたり、全国の読者を対象に販売することができたりと広がっていきます。

ブログを作るのが難しいという初心者の方でも1人でできるようブログの始め方マニュアルを用意しています。

こらからの時代、ブログという資産を持つことは1つのステータスになります。

ぜひこの機会にブログを始めましょう。

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