自分のやりたいことを見つける方法
やりたいこと見つけるには、ハーバード大学の人気講師で心理学博士でもあるタル・ベン・シャハーさんが名付けた「MPSプロセス」が役立ちます。
MPSプロセスとは?
MPSプロセスとは、
M:meaning(意義)
P:pleasure(喜び)
S:strength(長所)
この3つの頭文字をとったもので、これらの3つとも満たすことは何か?を考えることで本当にやりたいことが見つかるテクニックのことです。
やりたいことを見つけるMPSプロセスの4STEP
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1M:meaning(意義)を見つける
意義は、次のような質問をすることで見えてきます。
「自分は何を重要視し、どんな活動に意義を感じていますか?」
たとえば、次のようなものがあります。
少子化問題や働き手不足など、何か社会問題を解決すること。
わかりやすい文章をかいて人に知識を教えること。
子ども1人1人が才能を活かして活躍させること。
このように、あなたが人生において成し遂げたいこと、大切だと思えることを見つけます。
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2P:pleasure(喜び)を見つける
次に、喜びを感じる活動は何でしょうか?
たとえば、音楽が好き、読書が好き、子どもとの触れあいが好き、料理が好き、など。
自分が好きと思える活動を見つけます。
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1S:strength(長所)を見つける
あなたの、長所・強みは何でしょうか?
たとえば、よく考えるのが得意、集中力が人一倍ある、フットワークが軽い、など。
他人が苦労するようなことでも、自分は簡単に行えるような活動を見つけます。
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1意義・喜び・長所の3つ全てを満たす活動を見つける
最後は、意義・喜び・長所の3つを全て満たせるような活動を見つけることです。
その活動がまさにあなたが本当にやりたいことになります。
たとえば、次のような人の場合、
意義:子ども1人1人が才能を活かして活躍させること。
喜び:子どもとの触れあいが好き。
長所:教えること。
このような人の場合は、「子どもの教えること」ができる活動をすることが本当にやりたいことです。
具体的な職業でいうと、小学校の教師、塾の講師、保育士、また個人で開業して未就学児への教育などです。
MPSプロセスでやりたいことを見つけるコツ
MPSプロセスでやりたいことを見つけるコツは、紙に書き出してみることです。
MPSプロセスをやってみると、案外難しいと気づきます。
「自分の好きなことは何か?」と考えてみても、人生で自分の好きなことを我慢することが多い人は、なかなか思いつきません。
ずっと会社の従業員として働いてきた人ほど、自分を押し殺している面があるので、好きなことが案外わからなかったりします。
自分のことがよくわからないからといっても悲観的になる必要はありません。
諦めず継続的に自分に問い続けるとでてきます。
考えるときは、ぜひ紙を使って、好きに書き出してみてください。
いろいろ書いているうちに、「コレだっ!」と思えるキーワードがでてくるはずです。